2008年3月21日更新
水彩画の魅力
―風景・幻想・物語―
油絵を描いたことのない人は多いと思われますが、誰でも一度は水彩画を描いたことがあるのではないでしょうか。その意味で、水彩はもっとも一般の方に親しみのある画材でしょう。この画材の特徴は、水で溶くだけという手軽さにあると思われます。
手軽さと並んで、もうひとつ水彩画の特徴としてあげられるのは、余白を活かした表現が可能であるということです。油絵の場合、通常は画面の角から角まで絵具を塗りますが、水彩の場合重要な部分だけ描いて、あとは余白のまま残しておくという描き方でも十分に成り立ちます。こうした特性から、物語の挿絵や絵本原画などでは、ペン画や墨絵などと並んで水彩が多く用いられているようです。
本展では水彩画のもつ特性の部分に注目し、風景画から絵本原画まで約100点を展示し、水彩表現の可能性を探っていきます。
(フライヤーより抜粋)
期間:2008年3月1日(土)〜3月30日(日)
時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
場所:姫路市立美術館
休館日:月曜日
観覧料:一般800円(600円)/大学・高校生500円(400円)/中学・小学生200円(100円)
※()内は前売り及び20名以上の団体料金
主催:姫路市立美術館
後援:サンテレビジョン
姫路市立美術館ホームページ