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2005年6月6日更新

縫う人

「縫う」ことは大変古い歴史をもっており、世界各地で様々な技法や様式をもちながら続けられています。しかしその一方、「縫う」ことの行為は糸と針と布などで行うある意味とてもシンプルな繰り返しの行為であり、その連続性が生み出す一定のリズムや流れは、針や刺す人の持つ固有の時間でもあるのです。

一針一針刺してゆくことで生まれてくる様々な形。そこに流れる長い豊かな時間。心地よい陶酔的な時間と、またその行為に込められてゆく厚みのある思い。世の中が合理的に変化しようとも「縫い」という行為は、人間が本来持っている触覚的な感性や揺るがぬ時間の確かさを、具体的なものとして感じさせてくれます。

知的障害者の「縫い」はそのことをとても直裁に思い起こさせてくれます。また、中央アジアの民のまさに生きることと直結した縫うことへの祈りにも近い行為は、制作にかけた膨大な時間とともに縫いの本質そのものでもあります。そして、現代アーティスト達はその本質を直感的に嗅ぎ取り、また違った形で「縫い」の持つ豊かな魅力をあぶり出して見せてくれます。
(パンフレットより抜粋)

出展者

・伊藤 存
・上前智祐
・坂元郁代
・野間口桂介
・萩野トヨ
・山本純子
・中央アジアの人々の手刺繍

期間:2005年4月28日(木)〜6月12日(日)
時間:10:00〜17:00
場所:ボーダレス・アートギャラリーNO-MA
観覧料:200円

主催:ボーダレス・アートギャラリーNO-MA(滋賀県社会福祉事業団)
後援:滋賀県/滋賀県教育委員会/近江八幡市/近江八幡市教育委員会
協賛:タキヤ株式会社/ERCO 株式会社エルコ・トートー/株式会社キルトプランニングオフィス/株式会社便利屋/ヤマトロジスティクス株式会社/ヤンマーエネルギーシステム株式会社
協力:中山手芸研究所/八幡学区第三区自治会

滋賀県社会福祉事業団

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