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FUJICOLORプリントおとどけ便

2005年6月6日更新

風景遊歩

そもそも「風景」とはいったい何なのでしょうか。これが本展の出発点となっています。一口に風景と言っても、時代や地域、また個人の認識の仕方によって、その言葉から連想されるイメージは千差万別です。つまり風景とは、さまざまな感覚器官を通して知覚した事象を、意識の中に組み立てなおしたものだと言えるでしょう。したがってアーティストによって表現された風景も多種多様なのです。

この「風景」という多様性の地平を遊歩(クルーズ)すること。それが本展の基本姿勢です。

また本展は、<あたらしい風景>と<みえない風景>という2つのセクションで構成されており、国内外のアーティスト21名の作品、約30点を展示します。

出品作家は、牛島憲之や猪熊弦一郎といった戦前から活躍していた画家から、野村仁、柳幸典、曽根裕、会田誠ら気鋭の現代美術家まで、また写真表現を用いる畠山直哉、やなぎみわ、野口里佳、小野博から、サウンドアーティストの藤本由紀夫や映像/音響アーティストの高木正勝、さらには異能のいけばな作家・中川幸夫まで、その制作年代や表現手法はバラエティに富んでいます。

日々を過ごす中でなにげなく目にしているものでも、ひとつのまなざしを得ることでたちまち風景として姿をあらわすことがあります。<あたらしい風景>では、作品という「窓」から、未知の世界を見渡すための新しいまなざしが発見できるでしょう。そして私たちは<みえない風景>に自分の内面を照らし合わせれば、そこに想像力がつくりだす内なる風景が広がります。このとき作品は内面を旅するための入り口となるはずです。
(パンフレットより抜粋)

期間:2005年3月13日(日)〜6月12日(日)
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
場所:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
観覧料:一般950円(760円)/大学生650円(520円)/高校生以下無料
※()内は前売り及び20名以上の団体料金

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/財団法人ミモカ美術振興財団

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