2005年6月28日更新
ミヒャエル・ゾーヴァ展
〜不思議な扉の向こうへ〜
可愛らしさとユーモアと、どこかただならぬ気配とが同居する、ミヒャエル・ゾーヴァの不思議な世界。ゾーヴァの絵は、不思議の扉のように、私たちを現実の奥に開かれた、もうひとつの世界へと誘い出します。
不思議や驚きや微笑みに満ちた世界。そこはひょっとすると、私たちがふだん忘れたふりをしている<ほんとうの世界>なのかもしれません。
ドイツ生まれの画家ゾーヴァは、世界で最も注目される優れたアーティストの一人です。1994年に出版された『小さな小さな王様』の挿絵で一躍世界に注目されたゾーヴァは、物語や絵本の挿絵を中心に、独自の世界を飄々と築き続けてきました。
また、大ヒットしたフランス映画『アメリ』の美術やオペラ『魔笛』の舞台美術を手がけるなど、ジャンルを超えた世界で活躍し続け、その作品は常に1枚の「アート」としての驚くべき力と質の高さを持ち、世界中に多くのファンを持っています。
本展は、「日本におけるドイツ年2005/2006」にあたり、ゾーヴァ本人の多大な協力によって実現可能となりました。これまで作品を一堂に会することが困難とされてきたゾーヴァ作品の全貌を紹介する世界でも初の本格的な展覧会となります。
代表作の原画をはじめ未発表の原画を含む、約120点を紹介するほか、映画に使用された美術小物なども展示します。
(パンフレットより抜粋)
期間:2005年6月8日(水)〜7月3日(日)
時間:10:00〜20:00
場所:美術館「えき」KYOTO(JR京都駅下車すぐ・京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
入館料:一般700円(500円)/高・大学生500円(300円)/小・中学生300円(200円)
※()内はご優待料金
主催:読売新聞大阪本社/読売テレビ/美術館「えき」KYOTO
後援:京都ドイツ文化センター
協力:講談社/えほんミュージアム清里/Inkognito/カトーレック
特別協力:白泉社 月刊MOE
企画制作:渋谷出版企画