2005年8月30日更新
鈴木昭男
点音 in 和歌山
和歌山に耳を澄ます。普段歩き慣れた道に少し道草をして、立ち止まってみる。身体ごと聴く。日常から非日常へと感覚を解放するこころみ。
野外で楽しむお茶のことを野点(のだて)と言うけれど、おとだてを「点音」を返り点読みをするのです。昨年のパリのときも、その前のベルリンでの催しにもそうしたので、いまさら変えられないのです。
まちなかに耳を澄ますによいポイントを探してみましたので、地面に白くプリントした耳のような足形のマークをみつけたら、ネコがそうしているように、ちょっとだけたたずんでくれる人がいたら嬉しいです。
今回は、なかへちの自然の中にも特別な点音がありますし、また公開の作品づくりやパフォーマンスもおこないます。
(フライヤーより抜粋)
期間:2005年7月16日(土)〜9月4日(日)
場所:和歌山県立近代美術館 + 和歌山市内/田辺市立美術館/熊野古道なかへち美術館
主催:夏休み わかやま美術探偵団展示実行委員会/和歌山県立近代美術館/田辺市立美術館/熊野古道なかへち美術館
後援:和歌山市
協力:(株)ぶらくり
助成:(財)地域創造
田辺市立美術館
和歌山県立近代美術館