2005年10月6日更新

市原慶子 美濃輪紙のドレス展

1300年の伝統を持ち、その高い品質が国の無形文化財に指定されている美濃輪紙は、繊細ながら強靭であり歴史的な存在感溢れる風合い、作り手の息吹を感じさせる温かさなど、多くの特長をもつ岐阜を代表する伝統工芸品です。

和紙デザイナーの市原慶子は、その美濃輪紙のもつ風合いを活かしながら、独自の加工技術を加えることで「耐水性に劣る」などの弱点を克服するとともに、和紙の糸を使った紙布作品などを創造してきました。また、染色の分野でも、独自の“幻想彩流染”が高く評価されています。

本展では、ウェディング・ドレスを中心に、軽くて丈夫、肌にやさしいなど美濃輪紙の特徴を活かしたファッショナブルでエコロジーなオリジナルドレスの数々を公開いたします。

ドレスから立ち昇る“癒し”の雰囲気、その独自の世界観を是非体験してください。
（フライヤーより抜粋）

期間：2005年7月16日（土）〜10月11日（火）
時間：10:00〜18:00（入館は17:30まで）
場所：神戸ファッション美術館　1F展示室
入場料：一般500円（400円）／小中高65歳以上250円（200円）
※（）内は30名以上の団体料金

主催：神戸ファッション美術館
後援：岐阜県／岐阜市／美濃市／六甲アイランド地域振興会

神戸ファッション美術館