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2006年7月25日更新

生誕100年記念
吉原治良展

約半世紀にわたり、常に新しい絵画を求めて前衛美術のパイオニアであり続けた画家、吉原治良(1905-1972)。海外でも評価の高い「具体美術協会」のリーダーとして知られる彼ですが、関西を本拠地としていたためか、これまで東京ではその全貌に触れることができませんでした。本展では東京で初めての大回顧展となります。

1905年、大阪・淀屋橋南詰に生まれた吉原治良は、独学で油絵を学び、1928年の初個展で「魚の画家」として注目を集めます。その後、藤田嗣治との出会いを通じてオリジナリティーの重要性に開眼した彼は、白昼夢のような海辺の風景を描き、更に抽象絵画への探求へと進みました。

戦後人間像から再出発しますが、1950年代には次第に激しい筆致と絵具の物質性を活かした抽象絵画を描くようになります。1954年の具体美術協会結成後は、「他人の真似をするな」という信念で若い美術家たちを導く一方、自らは単純にして多様な「円」の表現へと到達しました。

生誕100年を記念した今回の大回顧展では、戦前・戦後の主要展覧会に出品された代表作を中心に、最初期の作品やこれまでほとんど見る機会のなかった戦時中の素描などをあわせ、約190点の作品でその多彩な創造の全貌に迫ります。
(フライヤーより抜粋)

期間:2006年6月13日(火)〜7月30日(日)
時間:10:00〜17:00(金曜日は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
場所:東京国立近代美術館
観覧料:一般800円(700円/600円)/大学生500円(400円/350円)/高校生300円(250円/200円)/小・中学生無料
※()内は前売/20名以上の団体料金の順

主催:東京国立近代美術館/朝日新聞社
特別協力:大阪市立近代美術館建設準備室/芦屋市立美術博物館

東京国立近代美術館

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