2006年8月20日更新

開館10周年記念特別企画
舩木倭帆ガラスの器

舩木倭帆（1935〜）は島根、有志名焼の窯元、舩木道忠の息子として生まれました。実家には柳宗悦をはじめ、濱田庄司、河井寛次郎、芹沢けい介、棟方志功など民藝運動の中心的メンバーが訪れ、バーナード・リーチも約1ヶ月滞在して制作しています。

舩木は自らが作り手として行程のすべてを担当しています。日本におけるガラス工藝史の中で、作家として、自らがデザインだけでなく制作までの行程を受け持つという仕事のスタイルを取る初めての世代です。職人の技を充分に学んだ確かさと、仕事に真摯に向き合う精神性が舩木の創造世界に奥行きを与えています。

本展では舩木の初期の時代から、現在までの約200点の作品を建築全体の様々な趣向の中でお楽しみください。
（フライヤーより抜粋）

期間：2006年5月17日（水）〜8月27日（日）
時間：10:00〜17:00（入館は16:30まで）
場所：アサヒビール大山崎山荘美術館
休館日：毎週月曜日
入館料：一般700円（600円）／高大生500円（400円）／小中生無料
※（）内は20名様以上の団体料金

主催：アサヒビール大山崎山荘美術館
協賛：アサヒビール株式会社
協力：株式会社芸艸堂

アサヒビール大山崎山荘美術館