2007年2月10日更新

シルクロードのジュエリー展
〜中央アジアの遊牧民トルクメンの装身具〜

中央アジアはシルクロードの源流に近い地域であり、日本の美術工芸に使われる技法の多くはこれらの地域で発生し、或はこれらの地域を経由して日本へ到着したものです。すなわち染色や織の技術、彫金、象嵌、鍍金の技術などです。

今回の展示では、アフガニスタン、イラン、トルクメニスタンの国境地帯を中心に居住している遊牧民トルクメン族と、その周辺の中央アジアの遊牧民の装身具の独自の美の世界を紹介いたします。

展示に当たっては部族の名称や装身具の名称、部族語との分類などアカデミックなアプローチを一切していない為、特別に興味をお持ちの方々や研究者の方々にとっては物足りない展示内容となっていることは御了承下さい。

今回の展示では中央アジアの遊牧民の人達の洗練された美意識と豊富な発想力を楽しんで頂けたらと思っております。
（フライヤーより抜粋）

期間：2006年11月29日（水）〜2007年2月25日（日）
時間：10:00〜17:00（入館は16:30まで）
場所：清水三年坂美術館
休館日：月曜日／火曜日（祝日は開催）
観覧料：大人500円／大・高・中生300円／小学生200円／団体20％割引（20名様以上）

主催：京都国立博物館／宮内庁京都事務所／京都新聞社

清水三年坂美術館