2006年4月20日更新
美人画の巨匠
伊東深水展
伊東深水は、明治31年(1898)2月4日、深川西森下町の深川神明宮門前で生まれました。
鋭い感性で時代の流れを捉え、卓越した描写力と豊かな色彩感覚を駆使して描いた人物画や風俗画は、専門家に高く評価されただけでなく広く一般に親しまれました。
大正、昭和と移りゆく時代の中で艶やかに彩られる女性の美を限りなく追求し続け「深水風美人画」と称された優麗で活力豊かな画風は、近代美人画に新境地を開き、日本の近代美術史に大きな功績を残しました。
本展は、初期から晩年までの代表作を一堂に展観し、また、「雪」「月」「花」三部作品が全て揃う初めての展覧会となります。深水芸術の心髄に触れていただく絶好の機会になるでしょう。
(フライヤーより抜粋)
期間:2006年4月1日(土)〜4月23日(日)
時間:10:00〜20:00(最終日は17:00閉館)
入館締切:閉館30分前
場所:美術館「えき」KYOTO
(JR京都駅下車すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
入館料:一般800円(600円)/高・大学生600円(400円)/小・中学生400円(300円)
※()内はご優待料金
主催:京都新聞社